■ 民芸食堂 ■
「ソーキそば」
750円
価格の満足度:★★★★☆
麺の満足度 :★★★★★
ダシの満足度:★★★★★
総合 :★★★★★
沖縄そば巡りツアーの二日目は、中部エリアに的を絞ることにしてネットで事前リサーチをかけたところ、与那原に、自家製麺のおいしいそうな店があったので、まずそちらへ向かうことにしました。那覇市内から与那原方面へ国道329号線を東進し、与那原交差点を曲がらず331号線に直進するとすぐ、左に「親川通り」のゲートが立っている道があり、一つ先の交差点から北に折れてしばらく進むと、目指す『民芸食堂』があるはずです。
いつも混雑している与那原交差点は、この日も左折レーンに車列は並んでいましたが、直進レーンはスムーズに通過できたので、すぐ目標探し。ゲートを確認したその先の交差点からは、北へ少し広めの道が続いていました。そして道を折れてすぐ、見えてきました「自家製麺 与那原そば」の幟が。与那原そばといえば、そのまま屋号にしたのが有名店。国道329号線を北へ少し行った道路沿いにありますが、幟に染め抜かれた「与那原そば」は、あくまで一般的な呼び方です。
お店は、工事現場の仮設プレハブ現場事務所のような箱型で窓が多く、外からは店内がよく見えました。店裏にある駐車スペースにレンタカーを停めて、店内へ。内装はまだ新しい感じで清潔感があります。最近開業したか改装したお店なのでしょう。フロアには4人がけテーブル3卓と2人がけ1卓、畳敷きの小上りに座卓が3つ置かれていましたが、フロアのテーブルにはそれぞれ先客がいたので、お昼時に一人使いでは申し訳ないと思いつつ、畳の上に上がりました。
券売機は置かれていないので、卓上にあるメニューを眺めて品定め。トッピングが豪華な『祭りそば』は気になったものの、王道の『ソーキそば』を選びました。店内の壁には沖縄のそば屋でよく見かける自画像の似顔絵つき色紙やら、お店を紹介した新聞記事の切り抜きなどが貼られていました。
ほどなく運ばれてきた『ソーキそば』には、存在感のある本ソーキが2個。縮れ入りの平麺は透明感があるダシとよく絡みそうで、とても美味しそうです。まずダシを啜ってみました。カツオのベースに、恐らく昆布などを効かせたあっさり系ダシは、バランスがよく後に残るものもなく、そのままスープとして飲み干せそうな完成度。ダシは満点の★5つです。
麺は生麺の食感に近く、ツルツルッとしながらモッチリと粘りも感じられる大好きなタイプですが、僅かに粉っぽい匂いも混じります。自家製麺ゆえでしょうか。麺とダシの相性は実によく、麺も満点!トッピングは本ソーキのほかに、丸カマボコが2枚と刻みネギが散らされています。ソーキはスープと喧嘩しない薄めの味付けで、よく調理されています。部分的には少し腥さがありますが、ダシの美味しさで気にはなりませんでした。お値段は750円とやや高め設定かもしれませんが、全体としてとても満足できる一杯でした。ちなみに大盛りは+50円です。
お店を出ると、ちょうど巡回してきた某陣営の選挙カーが駐車場に入り、お昼時のお立ち寄り。地元の皆さんが立ち寄りたくなるお店ということで、評判なのでしょう、きっと。店内も明るくとてもいい感じのお店でした。総合★5つ。
所在地:与那原町与那原433
定休日:木曜
営業時間:11:00~16:00
電話:090-3802-0588
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2016年7月6日水曜日
島尻郡与那原町・民芸食堂・ソーキそば
投稿者 Village-Organizer 時刻: 11:59
ラベル: 島尻郡与那原町与那原
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