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2014年1月18日土曜日

那覇市・ゆったりあけもどろ・沖縄そば(M)

ゆったりあけもどろ・沖縄そば(M) ■ ゆったりあけもどろ ■

 「沖縄そば(M)」
 600円

 価格の満足度 ★★★★★
 麺の満足度  ★★★★★
 ダシの満足度 ★★★★★
 総合     ★★★★★

 今回の沖縄そば探訪3日目、初日に『いしぐふー新都心公園店』のオーナーが、ライバルと認めつつ薦めてくれた同じ新都心エリア未訪問のお店が『ゆったりあけもどろ』。初日は結局自力で見つけ出せなかったので宿に帰ってGoogle Map検索すると、歩き回ったエリアよりももっと北の浦添市境に近い場所にありました。内地の地方都市ではなかなか手に入らない、ドイツ製ミューズリーを買って帰りたかったので、定番のJimmy'sの店舗を探すと『ゆったりあけもどろ』のすぐ近くなので、午前中のウォーキングを兼ね、那覇軍港近くの宿から歩いての訪問になりました。
ゆったりあけもどろ・外観
 58号線を泊方面に向けて北上し、天久交差点の少し手前の路地を東に折れ、しばらく住宅街を歩いてゆくと、立っていました、沖縄そば幟。アパートのような建物の一階が店舗になっていました。ドアを開けるとまるで普通の民家の玄関のようでした。靴を脱いで上がると、なぜか廊下の左側にカウンター席があり、その上にはなぜか寿司屋のメニュー。「とろ」「まぐろ」「白身」などと書かれた札が額に入って並んでいます。

ゆったりあけもどろ・畳敷きの店内 キツネにつままれたような気分のままオーナーらしき男性の案内で、廊下右側の部屋へ。そこは畳敷きの座敷と客間なのですがテーブルが幾つも置かれていて、まさに民家そのまま利用のお店です。寿司メニューがある理由を尋ねると、同じ建物を別々のオーナーのお店が共有し、夜は『さんべ』という寿司居酒屋に変わる二枚看板店なのだとか。もちろん電話番号も別にしているそうです。

ゆったりあけもどろ・店内 畳の上に直接テーブルが置かれているのは、何だか落ち着かないのですが、静かな住宅街の一角で営業しているお店らしい・・・のかも。「すばかふぇ」を名乗るとおり、メニューはそばとコーヒーの二本立て。そば類はシンプルに沖縄そば一品でサイズがL、M、Sの三種類。食事メニューも『じゅうしぃ』が他にあるだけで、じゅうしぃと沖縄そばのセットメニューがないかわり、沖縄そばとコーヒーのセットはあるという、一風変わった「すばかふぇ」メニューです。『ぽーぽー』もあるので、スイーツ系男子としては食指が動きかけました・・が、注文は見送り。

ゆったりあけもどろ・メニュー 室内を見回しているうち、静かな元応接間?のテーブルに『沖縄そば(M)』がセットされました。呼び名は『沖縄そば』なのですが、三枚肉ではなく軟骨ソーキがやや小さめながらも4片載っています。メニューに手打ち風と書かれているだけあって、太めの平角麺は生麺ではないのですが、コシも粘りもあってとてもいい感じ。縮れも少し入っています。麺は満点の★5つ。

 ダシは合わせ系のあっさりしたタイプですが、芳しいカツオの香りが漂い、コクと深い味わいがある上品で透明感があるものです。後に残る感じもなく、これもとてもいい感じで、満点です。トッピングの針ショウガと刻み青ねぎは別皿になっていて、好みで載せる方式です。刻み青ネギまで別皿というのは珍しいです。


ゆったりあけもどろ・夜は寿司居酒屋になるカウンター 軟骨ソーキが4個載って600円のMサイズですが、麺の量が少なめということはなく、コストパフォーマンスはとても高い一杯で、総合も満点★5つ。いしぐふーの店主がお薦めするだけのことはあります。但し営業時間が短く11時から15時まで。もちろん夜は別オーナーの寿司居酒屋に衣替えするため、夜の部で沖縄そばを味わうことはできないようです。2日前、『いしぐふー』からこのお店を探しに出たのは午後5時だったので、もし見つけることができていたとしても食することはできなかった『沖縄そば』は、至福の一杯でした。

所在地:那覇市天久2丁目28-28 シャトレよしざわ1F
電話:098-866-9225
営業時間:11:00~15:00(売り切れ次第閉店)
定休日:火曜

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