Translate

2008年3月29日土曜日

【閉店】 那覇市・いしぐふーわらべ・あぶりソーキそば

■ いしぐふー・わらべ ■
 「あぶりソーキそば」
 680円

 価格の満足度:★★★★☆
 麺の満足度 :★★★★★
 ダシの満足度:★★★★★
 総合    :★★★★★

 那覇を離れる前の最後の週末は、滞在中のホテルから首里方面へのそば探訪をすることに決めていたので、朝のうちに元の住まいの一階にお住まいの大家さんへ鍵を返しに出向いたあと、頑固にルールどおり(^^;、元の住まいから歩き始めました。

 何度も歩いた道もこれでしばらく歩けないかと思うと、無性に寂しさを感じるそば探訪になりましたが、すでに愛用したリュックは荷物として送ってしまい、持ち歩いているビジネス用手提げカバンの上蓋と本体の間に傘を挿し、脚回りは革靴履きというこれまでにないハードな条件(^^;

 それでも通勤と昼休みのそば食い探訪で、すっかり歩き慣れたウォーキングシューズの革靴ですから、それほど気にならずに安里まで到達し、いよいよ大道から首里方面へ向かうと、いつか感激した電気屋さんのシャッターの「光速エスパー」君を通り過ぎた先の路地の角には、コンクリートブロック土台付きで背の低い赤い看板が立っています。

 そこには「そば」の文字と、路地の方角に黄色い矢印が描かれているのでした。

 この道も何度か歩いたのですが、今まで気づかなかった看板。目的地とは違うけど、これも何かのお導き・・・とばかりに予定を変更し矢印の方へ狭い路地を曲がると、対向車は続々向かって来るし路肩には電柱があるし・・で、歩きにくいこと。

いしぐふーわらべ・外観 それでも少し湾曲した道のカーブの過ぎると、看板と同じ赤い塗装が施されたトタン屋根の小屋のような建物が。そして看板には「いしぐふーわらべ」の文字。

 『いしぐふー・・』

 どこか聞き覚えがあったのですが、すぐに思い出したのは、土・日・祝祭日が休みなので一向に足を運べないまま那覇を離れる日まできてしまった具志3丁目の「いしぐふー」。

いしぐふーわらべ・店内
 同じ系列店なのかな・・と思いつつ、ドアを開けるとテーブルが3つほどしかなく、お客さんがそれぞれ陣取っていたので立ち止まっていると、奥さんらしき女性が「奥の部屋が空いてますよ、どうぞ」と声をかけてくれました。奥の部屋とは厨房の横を通る短い通路の先にある別室で、そちらには入口のテーブルに先客がお二人だけだったので、一番奥の畳敷きのスペースに上がりました。

 二枚の板に挟まれたようなメニューは写真付きで、トッピングは別皿で付いてくるようで、食べ方の解説もいろいろ書かれている「あぶりソーキそば」を注文しました。

 入口近くの先客ご夫妻のテーブルを見るとかなり大きなまかいが置かれ、しかも三本脚で立っている変わった形です。こりゃなかなか面白そうなお店・・と思ううちに、お盆に載って運ばれて来ました。

 テーブルに置かれたお盆を見てびっくり!トッピングが別皿なので麺だけが見えるはずの表面を、まん丸の卵焼きが覆っています。昔の沖縄そばにはこうして卵焼きが乗っていたそうで、それを再現したとのこと。

 まずダシ。あぐーのトンコツと塩だけを使っていると説明してくれたのですが、かなりコクのある味ながら透明感のあるあっさり系で、後に残る感じは全くありません。いわゆる“無化調”なのでしょう。欲を言えばもう少しコクがあってもいいのかな~・・・。

いしぐふーわらべ・メニュー また、お猪口風の容器に入った削りカツオも付いていて、途中でダシに加え、風味の変化を楽しんでくださいのこと。

 別皿盛りの軟骨ソーキは、「あぶり」らしい色付けがされた醤油ベースの味。こちらにはワサビとカラシが少量乗った小皿がついて、軟骨ソーキは麺には入れずに、ワサビやカラシをつけて食べるのだそうです。麺とは一緒に食べずに別々に食べてくださいというわけで、これはトッピングではなく、あくまで別盛りのおかず、という感じです。

 麺、来ました!『おおっ、これはぁぁっ!!』(^^;

 縮れが入った角麺は、ツルッとしながらシコッとした強靭なコシ。オリジナル麺だそうですが奥さんが「手間をかけました~」と言ってテーブルに置いただけあって、素晴らしい麺です。自家製かな・・と思ったのでいよいよそば食い探訪のお話に突入してみました。

いしぐふーわらべ・ロゴ 230軒めであることに話が及び、どこのそばがおいしかったですかと尋ねられたので、思いつくところをいくつか挙げると、そのうちにまだ知らないお店があったようで、ぜひ訪問してみたいとのこと。また、私好みの麺としてT製麺所の名を挙げると、すぐに同意していただけました(^^)。

 さすれば当然、「ところで、このお店の麺はどちらの・・?」という会話になるのは必然の成り行き(^^)。小さな製麺所ですよと言いながら「新里製麺所です。」と教えてくださいました。

 製麺所の麺としては「究極の・・」と呼びたくなる麺、本当に気に入ってしまいました。総合は満点★5つです。

2010/10/21追記 2010/9/17に、具志のいしぐふー(本店)を訪店した際に入手した名刺では、いしぐふーグループの店舗として載っていないのと、大道の道路沿いに出ていた看板もなくなっていたことから、閉店したものと思われます。

2013/3/31追記 現地を確認したところ、建物の真っ赤な外観はそのままでしたが、カフェに業態変更して別のお店になっていました。

所在地:那覇市大道

0 件のコメント: